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<title>矢島彩の野球ブログ</title>
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<copyright>Copyright (c) 2008, yajima-aya</copyright>
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<title>センバツ出場校訪問記・沖縄尚学　最終回</title>
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<summary type="text/plain">　午後からは場所を学校のグラウンドに移動。まだ前々日の雨の影響が残っていました。...</summary>
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<![CDATA[<p>　午後からは場所を学校のグラウンドに移動。まだ前々日の雨の影響が残っていました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　泥濘を直す作業が始まったが、これは日常茶飯事の光景。グラウンドは校舎の地下１階部分が部室という変わった仕組みになっている。とても広い部室は全学年共同使用、奥にはウェート場もある。用具やマシンもここにあり、選手はゴロゴロと押して出てくる。この位置は右翼にあたるため、地面から校舎の一番上までネットがかけらている。</p>

<p>　また、部室出入口付近が指導者のスペースになっており、来客者にとって打撃練習中ともなればグラウンド入り口からの道のりは非常に危険…。そんなときは選手が護衛役を買って出てくれる。この日は２年生の大屋純人（まこと）マネジャーがサポートしてくれた。<br />
<img alt="%E9%83%A8%E5%AE%A4.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E9%83%A8%E5%AE%A4.JPG" width="429" height="322" /></p>

<p>　３つのケージを利用してフリーバッティングが始まった。鋭い打球がネットにぶつかっては落ちていく。「危ない！」、「上がった上がった」と注意を促す指示があちこちから聞こえる。校舎の窓ガラスを割ることも珍しくない。そんなときは学校前の修理店がパリーンという音と同時に駆けつけてくれるらしい。中堅付近にあるブルペンは３人が同時に投げられる屋根付き。この日も東浜巨投手（２年）、上原亘投手（２年）、比嘉祥也投手（１年）がそろって投球練習していた。評判の投手陣をひと目見ようと本土からの来客も多い。“沖縄尚学投手陣　共通認識五箇条”のもと、さらなるレベルアップを目指す。<br />
<img alt="%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0.JPG" width="498" height="332" /></p>

<p><img alt="%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%83%B3.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%83%B3.JPG" width="447" height="351" /></p>

<p>　最後は「今年から毎日やっている」というベースランニングの進化系メニュー。「前まではベースランニングでやっていたんですが、よく考えたらランニングホームランなんて滅多にない」。</p>

<p>　単打、二塁打、三塁打、それぞれベースへ（１）最短コースで（２）真っ直ぐに（３）膨らまないように、を徹底させる。この日は三塁打を１１秒０６で走った選手がいた。比嘉監督はチーム一の俊足・上原壮央外野手（２年）を呼んで「１１秒０６を切れなかったら、全員アヒル（歩き）だからな」と指示。これには選手たちも「うわ…。きつい」と顔を曇らせた。</p>

<p>　何とか回避しようと考える選手たち。本当は右打ちなのに左打席からスタートしようとしたり、スパイクの土を念入りに落としてみたり。すかさず監督から「いつから左打ちになったんだよ！」と突っ込まれた。</p>

<p>　仲間の声援を受けて上原壮選手ゴール。まだタイムを言っていないのに「いえーい！」と盛り上がる。結果、見事にクリアし拍手が沸き起こった。<br />
<img alt="%E3%83%A9%E3%83%B3.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E3%83%A9%E3%83%B3.JPG" width="343" height="385" /></p>

<p>　比嘉監督は話す。「僕は投手出身。大学時代の学生コーチ経験が生きているところもあるけど、野手メニューはいろいろな人に聞いたり、調べたりとまだまだです」。今の２年生は監督就任時ちょうど１年生、つまり同監督の１期生になる。新垣君は「僕たちの監督になってうれしかった」と就任を喜んだ。この代で、もう１つ記念碑を建てるつもりだ。<br />
（おわり）</p>

<p>◎･･･沖縄尚学高校硬式野球部グラウンド<br />
グラウンド＝センター１００ｍ、右翼４５ｍ、左翼９０ｍ。ブルペン３つ、室内練習場はなし。<br />
練習時間＝平日：１５－２０時、休日：９－１７時<br />
夜間＝照明４基完備<br />
交通＝那覇バスターミナルなどからバス、「沖大前」下車すぐ。<br />
<img alt="%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89.JPG" width="400" height="290" /></p>

<p>☆比嘉監督はじめ沖縄尚学高校の皆さん、お世話になりました。センバツでの活躍を祈っています。（矢島彩）</p>

<p>※次回は丸子修学館高校を予定しています。</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・沖縄尚学 その３</title>
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<modified>2008-02-26T23:28:08Z</modified>
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<summary type="text/plain">　比嘉監督にチームのキーマンになる選手を紹介していただきました。...</summary>
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<![CDATA[<p>　比嘉監督にチームのキーマンになる選手を紹介していただきました。</p>]]>
<![CDATA[<p><b>【比嘉監督推薦】　新垣匠外野手（２年）</b></p>

<p><img alt="%E5%B0%9A%E5%AD%A6%E6%96%B0%E5%9E%A3.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E5%B0%9A%E5%AD%A6%E6%96%B0%E5%9E%A3.JPG" width="323" height="342" /></p>

<p>　悩ましげな表情で口を開いた。「一生このまま“大会”には出られないのかなあ。ついてないのかなあ」。新垣君はここまで３大会連続で怪我に泣かされた。その悲劇ぶりが凄まじい。昨春の県大会は開会２週間前に左足を疲労骨折。夏は外野守備でダイビングに失敗。春の骨折から復帰して１週間しか経っていなかった。</p>

<p>　秋、３度目の正直とはいかず、悲劇は初戦２日前。紅白戦中に牽制球が右腕を直撃した。主軸のはずが、出場は九州大会での代打２打席だけに終わった。大会後、お守りを手首に巻くようにした。もちろん家族も必死だ。新垣君曰く「お母さんは毎日僕が怪我しないように祈ってます」とのこと。甲子園では「体のごつい選手が多いから」という理由で横浜高（神奈川）との対戦を望んでいる。持て余し続けた打棒を、思う存分爆発させるつもりだ。</p>

<p>　◆推薦理由「大会前になるといつも怪我しちゃって･･･。でも、打力とか潜在能力はすごいんですよ。<br />
このままセンバツまで順調にきてくれることを祈ります」（比嘉監督）</p>

<p>　新開球場では普段学校のグラウンドではできない実戦練習が中心になりました。</p>

<p>　挟殺プレーをメインにしていたが、ランナーも一生懸命だった。一、三塁、一、二塁など、スキがあれば果敢に次の塁を陥れていく。だからどちら側にも「今の違う！」、「ナイスプレー！」と注意や賞賛の声が飛ぶ。実戦形式練習はこの日が年内初。「ミスを恐れず、次に生かすことを考えよう」と積極的に動いていく。さすが沖縄、半袖姿の部員が１０人ほどいる。特に際立っていたのが長浜好秀選手（２年）。五厘頭にガラガラになった声でチームを盛り上げる。チーム一どころか教室でも常に明るい沖縄尚学が誇る元気印だそう。２年生は明るさが持ち味。石原コーチによれば「真面目な子が多い」のも特徴だ。甲子園出場校には“例年より真面目、大人”と言われるチームが意外と多い。<br />
<img alt="%E6%8C%9F%E6%AE%BA.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%8C%9F%E6%AE%BA.JPG" width="396" height="387" /></p>

<p>　外野手の視界感覚、飛球への入り方にも時間をかける。外野の守備練習が学校のグラウンドではできないからだ。その間、投手陣はファールグラウンドで投内連係の練習。指導にあたるのはもちろん比嘉監督だ。</p>

<p><b>【郷土の食べ物】</b></p>

<p><img alt="%E9%A3%9F%E3%81%B9%E7%89%A9.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E9%A3%9F%E3%81%B9%E7%89%A9.JPG" width="373" height="336" /><br />
　沖縄といえばゴーヤチャンプルー。しかし、波照間友作一塁手（２年＝写真左）は<b>パパイヤチャンプルー</b>、黒島侑也捕手（２年）には<b>フーチャンプルー</b>が入っていた。フーとは“おふ”のこと。お吸い物などで大活躍のおふも、沖縄では炒めるのが一般的。黒島君のものは塩、コショウで味付けられており、柔らかい食感が絶妙だ。フーのイントネーションが独特で、「違います」と何度も訂正されてしまいました･･･。でーじ勉強たーちなりやびたん！（大変勉強になりました）<br />
（つづく）</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・沖縄尚学 その２</title>
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<modified>2008-02-25T22:53:06Z</modified>
<issued>2008-02-21T15:42:34Z</issued>
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<summary type="text/plain">　比嘉監督はコーチ、副部長を経て０６年６月に監督に就任しました。 ...</summary>
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<![CDATA[<p>　比嘉監督はコーチ、副部長を経て０６年６月に監督に就任しました。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　愛知学院大を卒業して、わずか３年目のこと。９９年センバツ優勝左腕への期待とは裏腹にプレッシャーを感じていた。恩師・金城孝夫元監督（現・長崎日大高監督）、角田篤敏前監督（現・作陽高監督）というベテラン監督の後。２人ともコンスタントに甲子園出場を果たしている実績がある。</p>

<p>「監督が自分に代わって“出られなかったら、どうしよう”というのがあったんです」。</p>

<p>　間もなく、監督の胸中を知らずに不祥事が起こる。０６年９月、部内暴力により対外試合禁止処分に科せられた。センバツを狙っていたが秋季県大会へも出場できなくなった。</p>

<p>「試合に出られない時点で負けることよりも強烈でした。勝ち負け以前に基本的な部分が足りなかったんだと」。</p>

<p>　この一件が監督の掲げる“思いやりのあるチーム”作りの原点になった。今日も練習前も、道具を出しっぱなしにしていたことを注意。「道具、帽子、シャツ、スパイク。親に買ってもらったものだ。ぐちゃぐちゃにしたままとか、感謝の気持ちがない証拠だよ。１つの物をきれいに置く、そこまで気を配ってやることで感謝が形になるんだろ」。寮でも上級生全員がゴミ分別係、ネット修繕係など何らかの役職につき責任感を持たせるようにしている。</p>

<p>　「グラウンドでは威圧感があって厳しい。褒められることは少ない」と話す選手。しかし、比嘉監督は「甲子園を決めて選手には本当に感謝しているんです」と何度も繰り返している。<br />
<img alt="%E6%AF%94%E5%98%89%E7%9B%A3%E7%9D%A3.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%AF%94%E5%98%89%E7%9B%A3%E7%9D%A3.JPG" width="359" height="348" /></p>

<p><img alt="%E5%B0%9A%E5%AD%A6%E7%B7%B4%E7%BF%92%E5%89%8D.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E5%B0%9A%E5%AD%A6%E7%B7%B4%E7%BF%92%E5%89%8D.JPG" width="454" height="341" /></p>

<p>　就任と同時に指導体制も総入れ替えした。宮古島出身の伊志嶺大吾副部長は大卒１年目で３兄弟全員が甲子園経験者、石原昌彦コーチもＯＢだが、普段は会社員だ。平日は仕事を終えてからグラウンドに直行している。その話に触れると、神妙だった顔つきが一変する。「石原コーチとは誕生日が６月２９日で同じなんですよ。副部長の伊志嶺は教育実習のときに連絡先を聞いたら、携帯番号の下３ケタが一緒。僕も伊志嶺も番号変えられないですよ（笑）。２人とも運命を感じました」。</p>

<p>　自身も監督になれたのは運命だと話す。卒業後１年間は県内の大学で地歴の教員免許修得に励んでいた。「そのときにたまたま大城（英健）部長から声がかかっただけなんです」。その幸運をも引き寄せる比嘉監督。実力と行動力が備わっていたからこそ得られたものだ。ライバルである興南高の我喜屋優監督、浦添商高・神谷嘉宗監督は「公也は沖縄の宝だ」と温かく見守っている。</p>

<p>　比嘉監督は優勝当時中学生だった私にとって大ヒーローだ。さまざまな人物像を思い描いて、この日を楽しみにしていた。取材前日は卒業式で準備から慣行まで大忙しだった。カレンダーにはたくさんの取材予定日が書き込まれてある。きっと同じことを何度も何度も聞かれているに違いない。それにも関わらず、１つも嫌な顔せず丁寧にいろいろなことを教えていただいた。監督に抜擢された理由、ベテラン監督たちが“公也、公也”とかわいがる理由がわかったような気がする。<br />
（つづく）</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・沖縄尚学 その１</title>
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<modified>2008-02-29T03:32:53Z</modified>
<issued>2008-02-20T14:45:39Z</issued>
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<summary type="text/plain">　今にも雨が降りそうな空のなか、那覇空港に到着しました。強風のせいか、１７度とい...</summary>
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<![CDATA[<p>　今にも雨が降りそうな空のなか、那覇空港に到着しました。強風のせいか、１７度という気温よりもずっと寒く感じました。今年の沖縄は連日こんな天気ばかりだそうです。</p>]]>
<![CDATA[<p>　やっとの思いで見つけた横断幕は、出発ロビーに大きく掲げられていた。市内へ向かうゆいレールの車内は観光客ばかり。地元の人は自家用車がメーンで、乗らない人は全く乗らないそうだ。沖縄の通学事情は自転車かバス、または家族の運転する車。通勤に合わせて子供を送迎するパターンも多く、朝６時台から学校に来る生徒もいる。</p>

<p>　沖縄尚学高校は国場（こくば）という那覇市内でも交通量の多い場所にある。通勤ラッシュの時間帯は渋滞が激しく「歩いたほうが早い」という声も。周辺は小学校や大学などが密集しており、沖縄尚学の正門も沖縄大のすぐ隣りだ。県内有数の進学率を誇る中高一貫校。中学に軟式野球部はあるものの、高校では学業を優先させる生徒が多い。小高い丘の上にそびえる校舎は６階建て、全長約１２０メートル。エレベーター（教員と一部の生徒のみ利用できる）が必要不可欠なほどの大きさだ。９９年センバツ優勝記念の石碑がグラウンドを見守るように昇降口に飾られている。野球部員のほとんどが普通科体育コースに所属し、平日は１５時から練習できる。<br />
<img alt="%E5%B0%9A%E5%AD%A6%E7%9F%B3%E7%A2%91.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E5%B0%9A%E5%AD%A6%E7%9F%B3%E7%A2%91.JPG" width="318" height="380" /></p>

<p>　グラウンドは校舎と一般道路を結ぶ坂道に広がる。今や全国を代表する強豪校だが、環境は決して良いとは言えない。左翼９０メートル、右翼４５メートルと狭く試合は不可能。住宅街のため大会直前以外は金属バット使用禁止。雨天練習場もなく、冬（３日に１日は雨だそう）や梅雨時は大変だ。さらに火曜と木曜は中等部が使用し、学校行事があれば駐車場になってしまう。公営球場を借りようにも、この時期はプロ・アマがキャンプで利用するため確保が難しい。さすがに学校側から専用グラウンド建設の声が出ているそうだ。</p>

<p>　取材日は丸１日晴れた貴重な１日となった。朝８時半に集合して、車で３０分ほどの新開球場（南城市）へ向かった。<br />
<img alt="%E5%B0%9A%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%88%8E.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E5%B0%9A%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%88%8E.JPG" width="480" height="360" /><br />
</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・東北（宮城）最終回</title>
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<modified>2008-02-19T09:56:53Z</modified>
<issued>2008-02-16T14:19:17Z</issued>
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<summary type="text/plain">　東北ナインは午後２時にグラウンドへ集合し、フリーバッティングが始まりました。...</summary>
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<![CDATA[<p>　東北ナインは午後２時にグラウンドへ集合し、フリーバッティングが始まりました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　５人程度がティーメニューを同時進行で消化していく。「このままずっと外で練習したいです…。打席に立ってピッチャー見たときの感覚とか目に入るものが、室内と外では全然違うんです」（選手）。その話を聞くと、ゲージに入る選手の顔が心なしか嬉しそうに見えた。今日の練習テーマは「元気良く声を出して」ということであちこちから威勢のいい声が聞こえる。気を抜くと、「おいおい、声が出てないじゃないか！」と寮監・武内充さんが選手よりも大きな声で喝を入れているのも微笑ましい。</p>

<p>　投手陣は球場の外で延々とランニングメニューをこなしていた。３０分走４ポイントなど、距離や時間によってポイントが分かれており１ヶ月で３００ポイント以上獲得しなければならない。投手にとってランニングは大事なトレーニング。ご飯を食べるような日常生活感覚で取り組んでほしいと五十嵐監督は考えている。わざと走り終えて苦しそうな選手に話しかけてみた。「ポイントはおまけみたいなものです。自分のために走ってるから関係ない」と高い志しに感心。ポイント制導入６日目、すでに彼は１５７.４ポイントを獲得していた。今度はさっきまでパソコンでデータを打ち込んでいた阿部功太郎マネジャー（１年）も走っていた。マネジャーも「体が鈍るから」と毎日１０周走っているそうだ。<br />
<img alt="%E6%9D%B1%E5%8C%97%E7%B7%B4%E7%BF%92%EF%BC%93.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E7%B7%B4%E7%BF%92%EF%BC%93.JPG" width="429" height="312" /></p>

<p>　時計の針が１６時をまわると、さすがに東北の冷え込みは厳しい。ネックウォーマーの選手を見ると、寒い地方に来たことを実感する。小澤先生にカイロをいただき、バッティング練習を見学してみる。ボールの数が多いせいだろうか、ボール拾いの時間はほとんどなかった。五十嵐監督は黒いバットを片手にじっと練習を見つめている。ときどき選手に話しかけ、２人で相談するように指導していく。<br />
<img alt="%E6%9D%B1%E5%8C%97%E7%B7%B4%E7%BF%92%EF%BC%91.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E7%B7%B4%E7%BF%92%EF%BC%91.JPG" width="312" height="370" /></p>

<p>　室内では我妻敏コーチが２人１組になった投手陣に１００本ノック中。選手は泥だらけになりながらボールを追っていた。この熱気ぶりは窓ガラスの凄まじい結露が物語っている。<br />
　練習は「充電日」という自主練習にあてた月曜日と、授業のある金曜日以外の平日は１４～１９時くらいまで。３０分以上かかるグラウンド整備に指導者も加わり、てきぱきと土をならしていく。<br />
「声を出すことにしても何にしても、今日だけじゃなくて継続していかなければ意味がない」（我妻コーチ）。東北高校野球道場と書かれたグラウンドで、鍛錬の日々が続く。<br />
<img alt="%E6%9D%B1%E5%8C%97%E7%B7%B4%E7%BF%92%EF%BC%92.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E7%B7%B4%E7%BF%92%EF%BC%92.JPG" width="424" height="283" /><br />
　<br />
◎･･･東北高校硬式野球部グラウンド<br />
グラウンド＝センター１２０ｍ、ブルペン４つ、室内練習場（ブルペン２つ）<br />
練習時間＝平日：１４～１９時、休日：９～１６時<br />
夜間＝照明４基完備<br />
交通＝ＪＲ東北本線・仙台駅、市営地下鉄・泉中央駅からバス。「泉ビレジ１丁目」下車すぐ。<br />
<img alt="%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89.JPG" width="470" height="292" /></p>

<p>☆五十嵐監督はじめ東北高校の皆さん、お世話になりました。センバツでの活躍を祈っています。（矢島彩）</p>

<p>※次回は沖縄尚学高校を予定しています。</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・東北（宮城）その２</title>
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<modified>2008-02-18T23:14:43Z</modified>
<issued>2008-02-16T14:08:57Z</issued>
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<summary type="text/plain">　「この時期にグラウンドが使えるのはありがたいですよ」。東北の五十嵐征彦監督、３...</summary>
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<![CDATA[<p>　「この時期にグラウンドが使えるのはありがたいですよ」。東北の五十嵐征彦監督、３１歳。意外にもセンバツは初挑戦になります。</p>]]>
<![CDATA[<p>　昨秋は左腕エース・萩野裕輔（２年）を中心に日替わりヒーローが誕生した。明治神宮大会では横浜（神奈川）を最後まで苦しめ４強に残った。東北と言うと、野球留学生の多い印象があるが、今年は違う。ベンチ入り１８人中、１２人が県内。しかもそのうち３人が学校のある泉区出身だ。</p>

<p>「この代は私が監督になって初めて（中学時代を）見て集まった子たちなんです。県外の子も勧誘しているわけではなくて、東北で野球をやりたいと言って来ています。うれしいですよね」。<br />
<img alt="%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B5%90%E7%9B%A3%E7%9D%A3.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B5%90%E7%9B%A3%E7%9D%A3.JPG" width="278" height="337" /></p>

<p>　間もなく就任５年目、「以前から考えていたことですが、今まで小さいいろいろなことを言いすぎてしまっていた。選手が実行する前に、僕がストップをかけて邪魔していたところがあったと思います」と反省を口にする。神宮大会後、スコアボードに“全力疾走に勝る技なし”と書いた。この全力疾走にはさまざまな意味合いが含まれている。まずはチームの特徴である足の速さを生かすため。盗塁はほとんどがノーサインだ。また、自分たちができる当たり前のこと徹底させるため。そして、失敗を恐れない全力プレーを目指すため。</p>

<p>「現役時代に比べて、今の子供は“失敗したらどうしよう”という気持ちが強い。挑戦してから後悔したほうがいいですから」。</p>

<p>　五十嵐監督にとっても全力疾走は原点回帰につながっている。平成５年春、選手として出場した甲子園で土佐（高知）と対戦した。正直試合内容は緊張でよく覚えていない。「でも、土佐高校の全力疾走には目を奪われました。尋常じゃない走り。すごかった…」。監督室のガラスケースには名門校の名前が入ったボールがたくさん飾られている。しかし、土佐だけは別の段にあった。<br />
<img alt="%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89.JPG" width="424" height="352" /></p>

<p>　また、野球部ノートならぬ自己管理日誌も日課となっている。成功も失敗も両方書いて、毎日出す子は伸びる傾向が高いとのこと。試合や大会の後にはレポートを提出させ、五十嵐監督が選手たちの反省を１つにまとめて伝えてあげる。そこからは選手だけでミーティング。ビデオを見ながら意見が飛び交う。「理想は選手同士でサインを出して、監督はノーサインの野球です」。そうは言うものの、道のりはなかなか険しそうだ。</p>

<p>「全力疾走も普段の練習ではまだまだですよ。ノートも書くスペースを減らしても書かない子がいたり、忘れたり無くしたり（苦笑）。僕も日々勉強中です」。</p>

<p>１０４年の伝統を受け継ぎつつ、挑戦は始まったばかり。そんな五十嵐監督の指導について選手は…。「選手の立場に立って、野球をのびのびやらせてくれます」というものが複数の選手に共通していたことだった。<br />
<img alt="%E8%87%AA%E5%B7%B1%E7%AE%A1%E7%90%86%E6%97%A5%E8%AA%8C.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E7%AE%A1%E7%90%86%E6%97%A5%E8%AA%8C.JPG" width="441" height="265" /></p>

<p><b>【五十嵐監督推薦】　立花幸平一塁手（２年）</b></p>

<p><img alt="%E6%9D%B1%E5%8C%97%E7%AB%8B%E8%8A%B1.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E7%AB%8B%E8%8A%B1.JPG" width="287" height="373" /></p>

<p>　スイング数は数えない。毎日気がすむまでバットを振っている。消灯ぎりぎりまで振って、お風呂や洗濯の時間が無くなりそうな日もある。「一番練習すると言われてうれしいですけど、それはチームでの話。全国を見たら自分より振ってる選手はたくさんいますから」。頼もしい言葉の裏側には「悔しくてしょうがない」経験があった。昨秋の東北大会、優勝の輪のなかで自分だけが浮いていた。４試合でたったの１安打。打順も３番から７番に降格し、監督や仲間をも悩ませた。甲子園でも何番を打つかわからない。でも、活躍するイメージはできている。「完璧なフルスイングなんです。ホームランみたいな感じ。想像通りいってくれればいいですね」。努力の成果が花開くと期待したい。</p>

<p>　◆推薦理由　「命名するならバットマン。チームで一番練習しますし、バットを振る量もナンバーワンです。期待の意味も込めて」（五十嵐監督）</p>

<p>（つづく）<br />
</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・東北（宮城）その１</title>
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<modified>2008-02-17T23:11:16Z</modified>
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<![CDATA[<p>　第２回は春夏通算３８回の出場を誇る名門・東北（宮城）です。新幹線・はやてに乗って宮城県へ。しかし、トンネルを抜けても、そこは雪国ではありませんでした。</p>]]>
<![CDATA[<p>　雪がほとんどなく、走っている車からも雪の痕が見受けられない。小雪の散らついていた東京を考えれば、ものすごい違和感。仙台駅前は歩道橋がくもの巣のように張り巡らされている。駅北側には遠くから見ても目立つ出場記念の横断幕が掲げられていた。その歩道橋の下にバスターミナルが広がっている。小澤洋之部長から「この時間帯は何分にバスが出ていて、料金は５００円です」と親切に教えていただいた。１時間に２本ペースで出ている、泉ビレジ行きのバスに乗り込んだ。街中を抜け、吉成台、中山台という丘をぐんぐんと上がっていく。このあたりは区画整理された新興住宅街だ。頂上から今度は一気に下っていくのだが、その途中で東北高校泉キャンパスを見渡すことができる。</p>

<p>　駅からバスに４０分くらい揺られ「泉ビレジ１丁目」バス停で下車。目の前に泉キャンパスの正門が見えた。大学キャンパスのような広大な敷地内には陸上競技場、テニスコートなど様々な施設（写真）が立ち並ぶ。<br />
<img alt="%E6%B3%89%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%B3%89%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9.JPG" width="511" height="348" /></p>

<p>　東北には全部で９コースの学科があり、キャンパスは２つ。この泉キャンパスはクラシック特別進学コースや留学制度のあるインターナショナルコース、野球部員の８割以上が在籍するスポルティーボコースなど５コース、約８００名が学んでいる。校舎の見た目はオレンジ色、中は壁がコンクリートで無機質な感じがおしゃれだった。昇降口には野球部の優勝旗や、荒川静香さんなどフィギュアスケート部OBの写真がずらり。<br />
<img alt="%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%81%AE%E6%A0%A1%E8%88%8E%EF%BC%91.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%81%AE%E6%A0%A1%E8%88%8E%EF%BC%91.JPG" width="403" height="306" /></p>

<p><img alt="%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%81%AE%E6%A0%A1%E8%88%8E%EF%BC%92.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%81%AE%E6%A0%A1%E8%88%8E%EF%BC%92.JPG" width="446" height="294" /></p>

<p>　泉キャンパスの一番奥に野球場と室内練習場、野球部寮・勿忘（わすれな）荘がある。１９９０年完成当初、プロ野球関係者が見学に訪れたほどの施設だ。室内練習場には同時に２人が投げられるブルペンも完備。球場はスタンド、専用トイレもあり、１階部分が監督室のようになっている。このスタンドの良いところは、バックネット裏以外のすべてのスペース、つまり内外野の芝生でも見学・観戦ができることだ。球場入り口には練習試合の日程も書いてある。東北は遠征に出ることは少なく、ほとんどの練習試合をこの球場で行う。<br />
<img alt="%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%81%AE%E5%AE%A4%E5%86%85.JPG" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%81%AE%E5%AE%A4%E5%86%85.JPG" width="413" height="310" /></p>

<p>（つづく）</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・安房（千葉）最終回</title>
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<modified>2008-02-07T11:43:46Z</modified>
<issued>2008-02-05T14:06:27Z</issued>
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<![CDATA[<p>　日も暮れ始めたころ、グラウンドに「エアロビー！」の声が響きました。選手たちはニヤニヤしながら右翼付近へ移動。テニス部の女子生徒も見つめるなか、ミュージックスタート！<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　ＳＭＡＰの弾丸ファイターに乗って踊り始めた！　先ほどの筋トレで見せていた苦痛な表情はどこへいったのか、とびきりの笑顔が弾けている。女子生徒の感想は「楽しそう」、「混ざりたい」、「でも、ちょっと怖い（笑）」とのこと。</p>

<p>　次はAvril LavigneのGirl friendというスピード感溢れる曲だ。馬跳びをするなど振り付けもハード。選手も「この曲はきついんです」と、息が苦しそうだ。しかし、３曲目で再び笑顔が戻る。児玉コーチいわく「仲良くなろう系です」という大塚愛のPEACHだった。お尻を左右にフリフリさせたり、手をつなぐところは歌詞そのもの。極めつけは全員でハートマークを作った締めの部分。あまりのインパクトに思わず拍手してしまった。この振り付けは専門家がトレーニングやリズム感を意識させて作ったもの。休みなしで約１０分間踊り続けることはなかなかハードだ。毎年１月初旬に柔道の早朝寒稽古に参加している野球部員。その練習終了後から授業までの間に覚えたそうだ。野球部の恒例行事としては１月の寒中水泳も１つ。「２０分くらい泳ぐんですけど、寒いより痛い…」らしい。<br />
<a href="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awalast.jpg"><img alt="awalast.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awalast-thumb.jpg" width="250" height="401" /></a></p>

<p>　「せっかく出させていただくんだからちゃんと準備していかないと。その意識がまだまだ低いよ」。練習が終わり、早川監督が部員に伝えた言葉だ。グラブの芯で捕らなければいけないボール、大きい当たりを打とうとしてしまうバッティング、返事。これら当たり前のことを３５人中１人も欠けることなく、やれないうちは必ずボロが出ると話す。</p>

<p>　「“やってるつもり”では周りも認めないし、うちみたいな学校は勝てない。２時間の試合で相手からどれだけ嫌がられるか。それは相手チームのことよりも自分たちのできることを精いっぱい、元気良くやることしかないんです」。</p>

<p>　過去を振り返ると、勝てるようになったチームは返事の早さやタイミングが抜群に揃っていたという。見事な返事に聞こえても、選手たちは「もっとしっかり返事しよう！」と言い合っている。それは自分たちはまだまだと自覚できている証拠。３５人の気持ちが本当に１つなったとき、甲子園にも安房旋風が吹き荒れそうだ。</p>

<p>　帰りは学校から車で２０分ほどの金谷港から東京湾フェリーに乗った。安房も毎年恒例の湘南学院（神奈川県横須賀市）との練習試合で利用しているそうだ。頭の中でPEACHが延々と流れること３５分、久里浜港へ到着した。（おわり）</p>

<p>◎･･･千葉県立安房高校硬式野球部グラウンド<br />
グラウンド＝陸上部と併用、ブルペン３つ、室内練習場はなし<br />
練習時間＝平日：１６～１９時、休日：９～１６時（不規則）<br />
夜間＝ノック、バッティング練習は無理<br />
交通＝ＪＲ内房線・館山駅　下車徒歩１５分</p>

<p><img alt="awag.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awag.jpg" width="420" height="280" /></p>

<p>　☆早川監督はじめ安房高校の皆さん、お世話になりました。センバツでの活躍を祈っています。（矢島彩）<br />
</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・安房（千葉）その３</title>
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<modified>2008-02-06T04:25:24Z</modified>
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<![CDATA[<p>　グラウンドに戻ると、交代でお昼休憩に入っていました。学年別の小さな部室、倉庫では安房のスタンドを彩るピンクのメガホンが眠っていました。しかし、甲子園はスクールカラーの紫色に統一する予定だそうです。応援部やチアリーディング部もなく、結成されるかどうかは未定ということでした。</p>]]>
<![CDATA[<p>　<b>【郷土の食べ物】</b><br />
<img alt="awanobento.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awanobento.jpg" width="455" height="226" /><br />
　本田浩祐捕手（２年）のお弁当（写真左）に南房総の名産品・<b>食用菜花</b>の炒め物が入っていました。今が収穫時期という旬の野菜。「普通に食べると苦いけど、これはコショウが効いてますよ」。茅野啓介選手（１年）のほうには<b>鯨の竜田揚げ</b>が。茅野選手の住む和田町（南房総市）は日本で４カ所しかない捕鯨地区の１つ。鯨料理は決して珍しいものではないそうです。んーどちらも本当に美味しそうです！</p>

<p>　午後、ランナーを想定した実戦的な打撃練習に入った。早川監督は「加藤ちゃん、いける？」と３年生の加藤投手をマウンドへ呼んだ。緊張感の走る現役ナインに早川監督がゲキを飛ばす。「（現役は）さっきまでマシンでいっぱい打ってアップ完了してるんだからな」。そうは言っても、加藤投手のボールはマシンよりもはるかに速い。選手は打とう、打とうという気持ちが先走り、ほとんどを打ち取られた。ネット裏で見ていた指導者たちも「やっぱり普通のバッティングさせてもらえないなあ」、「もうちょっと打ってもいいんだけどね…」とつぶやく。「こういう実戦的な練習は例年より前倒しでやっています。野球カンを思い出させないといけないですから」。初めてのセンバツへ向けて試行錯誤の日々が続く。加藤投手は「しのいで、しのいでというのが安房の野球。出るからには１勝はしてもらいたい」とエールを送る。</p>

<p>　今度はけん制を意識した走塁練習。ベースへの戻り方、瞬時に立つ方法などをあらためて確認した。また、仮想甲子園も体験した。何千という観客が訪れる甲子園で、ランナーコーチの声が聞こえるかどうか？　まず、コーチ役にチーム一大きな声の中川翔矢左翼手（２年）を抜てき。それ以外の選手にも叫ばせた。だが、結果は「ほとんど中川君の声が聞こえない」というものだった。本番では自分の判断も重要になってくることを学んだ。（つづく）<br />
<a href="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awakirui.jpg"><img alt="awakirui.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awakirui-thumb.jpg" width="380" height="345" /></a><br />
</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・安房（千葉）その２</title>
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<modified>2008-02-06T04:09:49Z</modified>
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<summary type="text/plain">　早川監督にキーマンになる選手を聞いてみました。すると渡辺涼平二塁手（２年）の名...</summary>
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<![CDATA[<p>　早川監督にキーマンになる選手を聞いてみました。すると渡辺涼平二塁手（２年）の名前を挙げてくれました。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p><b>【早川監督推薦】　渡辺諒平二塁手（２年）</b><br />
<img alt="awawatanabe.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awawatanabe.jpg" width="243" height="288" /></p>

<p>　渡辺君は全打席バスターの構えから打つ。昨年夏、「ボールと顔の距離が遠くなってしまう」と悩んだ末に考えたものだ。２番打者ながら、秋はチーム打率を超える３割１分３厘をマークした。「長打は頭にありません。後ろにつなぐことしか考えてないです」。一生懸命が口癖。小学生のとき、安房のキビキビとした練習を見てひかれた。「甲子園は夢だった。普段の練習から１球１球に集中して一生懸命やるだけです」。この日も遅くまで特守を受けた渡辺君。トレードマークのオレンジ色のシューズが茶色くなるまで頑張ってほしい。</p>

<p>　◆推薦理由　「必殺仕事人と呼んでいます。渋くていぶし銀のような２番打者です。普通の構えを見たことがないですね。どうしたら打てるようになるか、自分の生きる道を見つけたんでしょう。そのままセーフティーをやってアウトになったこともあります（苦笑）。でも、フェンス直撃も打つし、周りの子が打たないときに打ってくれるんですよ。守ってもセカンドとして重要なポジションにいます。他の選手が目立つけど、渡辺も欠かせないです」（早川監督）</p>

<p>　フリーバッティング中、陸上部員がランニングを始めた。しかも、レーンにあたるネット裏や外野の中を平気で走っている。よく見ると、安全なところまで外野手が交代で並走していた。部員が多いときはバッティングを中止してバント練習に切り替える。この光景は早川監督が現役のときから変わってないという。どんな方法で陸上部員を守るのがいいか？　毎年改良を重ねている成果なのか、ボールが直撃したことは無いそうだ。もちろん陸上部以外の通行人も守ってくれる。</p>

<p><img alt="awa3.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awa3.jpg" width="202" height="215" /></p>

<p>　早川監督は打つごとに選手にアドバイスを送る。ある選手はランナー一塁の場面で右飛という結果だった。<br />
「どこが悪かったかわかるか？」（監督）。<br />
「最低限の仕事としてランナーを進めようと思って、右方向を狙いすぎました」（選手）。<br />
「(中軸を打つ)おまえにそんな仕事は期待していない。センターでいいんだよ」（監督）。<br />
「はい！」（選手）。<br />
１人ずつ、しっかり会話をしているのが印象的だった。もう１つは、注意・アドバイスをする上で当該選手と全選手にむかって指導をしていることだ。そのせいか、早川監督の声は選手に負けないくらい大きくて響く。</p>

<p>　学校へ行ってみると、あいにく校舎は工事中だった。敷地内には歴史を感じさせる幹の太い木や松などが聳え立つ。一方でそれらに混じって温暖な館山を象徴するヤシの木の姿も。正面玄関の石碑には「文武両道」の文字が彫られていた。１年生は工事の影響で春から統合する安房南の校舎で授業を受けている。安房水産と館山の統合も決まっており、少子化は深刻だ。（つづく）</p>

<p><img alt="awa4.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awa4.jpg" width="415" height="276" /><br />
</p>]]>
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<title>センバツ出場校訪問記・安房（千葉）その１</title>
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<modified>2008-02-06T03:05:23Z</modified>
<issued>2008-02-05T13:38:10Z</issued>
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<![CDATA[<p>　「センバツ出場校に潜入せよ！」。出場校選考会が終わった１月２５日夕、気まぐれなデスクから突拍子もない指令が出ました。「潜入？　忍者じゃあるまいし」と思いながらも、興味がわきました。もちろん「潜入」ではなく、アポを取っておじゃましています。第１回は２１世紀枠で初出場の安房（千葉）に行ってきました。題して「センバツ出場校訪問記」。３６校全部は回れそうもありませんが、読んでみてください。</p>]]>
<![CDATA[<p>　東京駅から最寄りの館山駅まで特急列車で約２時間。安房高校のある館山市は房総半島最南端に位置する。駅を降りるとＪＲの掲示板、駅前までの通路、飲食店など至るところに“センバツ出場おめでとう！”の文字。大手ガソリンスタンドの電光掲示板にも出場を祝うメッセージが流れていた。</p>

<p>　お祝いムードの市内を歩くこと１５分、校舎を通り抜け一般道を渡ると第２グラウンドに着いた。周りは住宅街。裏の畑から大根が早く収穫してと言わんばかりに頭を出している。午前９時、アップを止めた３５人の選手たちが元気のいい挨拶で迎えてくれた。頭の真上が見えるくらい深いお辞儀だ。</p>

<p>　第２グラウンドは変わった形をしていた。イメージとしては４００メートルトラック競技場。ハンマー投げなどを行う芝生部分が野球部のグラウンドになっている。右翼側にはテニスコートと弓道場、左翼側は民家が並ぶ。「ここでの練習試合はたまにしかやりませんね」。すこし高い声が特徴の早川貴英監督。母校を率いて１３年目を迎える。部長の森政幸先生も、児玉秀一コーチも野球部ＯＢだ。</p>

<p>　モットーは「常に全力で」。選手たちは少しの移動でも全力疾走で、返事も写真の通り元気いっぱい。<br />
「相手からしたら元気のあるチームが一番嫌ですからね。それに、うちのような普通の県立高校は自分たちのできることを精いっぱいやらないと勝てません」。新しい戦力や難しい技術に頼るのではなく、今あるものにより一層の磨きをかけていく。これが安房高校野球部だ。</p>

<p><img alt="awa2.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awa2.jpg" width="320" height="321" /></p>

<p>　この日、旧エースの加藤寛人投手（３年）が練習に参加していた。昨年夏、チームを県４強へ導く“安房旋風”を巻き起こした１人だ。彼は右スリークォーター気味の変則投手だった。今年の佐野公亮投手（２年）も右上手ながら独特の投球フォームをしている。</p>

<p>　「毎年そういうピッチャーばかりです。前は左利きのセカンドもいたんですよ。いつも見てくれは悪いんです（苦笑）。でも、勝つのが目標。そのためには千葉という強豪ひしめくなかで、普通に、きれいにやったら勝てない」。</p>

<p>　最初の２年間は結果が出ずに苦しんだ。９９年、春と秋に初めて４強に進出した。「満足はしてなかったですが、その先がなかなか…」。００年から３年連続８強止まり。決勝進出への壁がなかなか打ち破れなかった。そして、志学館、東総工などのシード校を次々と倒していった０７年夏。早川監督は初めて夏の大会で４強まで勝ち上がった。新チームにも鹿嶋勇太捕手（２年）、鈴木雄也遊撃手（２年）、岩沢寿和中堅手（２年）のセンターラインが残った。秋の県大会でも“定位置”の準決勝まで勝ち上がる。</p>

<p>　「夏、秋と連続でベスト４。今回を逃したら、もう（今後の）決勝進出はないという覚悟でした」。優勝候補筆頭・木更津総合を相手に、１２三振を喫し、１１安打も浴びた。しかし、前半のリードを守り続け５－４で勝利を手にした。早川監督は「木更津総合さんは１０回やっても勝てない相手です。おしん野球ですね」と耐えて耐えてつかんだ勝利を振り返った。児玉コーチは「ようやくこの子たちで実った。勝つコツを教えてくれた３年生にも感謝です」と話した。（つづく）</p>

<p><img alt="awa1.jpg" src="http://blog.nikkansports.com/baseball/amateur/yajima/awa1.jpg" width="258" height="293" /><br />
</p>]]>
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<title>センバツ出場校をズバリ言うわよ！（４）</title>
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<modified>2008-01-22T08:29:13Z</modified>
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<![CDATA[<p>　最後は２１世紀枠と希望枠です。希望枠は出場校中、一番最後に発表されます。場合によっては２時間以上待つことも考えられます。今年が最後の希望枠を勝ち取るのはどこでしょうか？</p>]]>
<![CDATA[<p>＜２１世紀枠（３）：安房、成章、富岡西＞</p>

<p>　今大会は３地区で１校、合計３校にチャンスがある。まず、武修館（北海道）、五所川原農林（青森）、安房（千葉）の東日本３校からだ。０３年以降の選出校を振り返ると柏崎（新潟）以外はすべて都道府県優勝か準優勝のチームである。つまり２１世紀枠とはいえ、全国レベルで戦えるチームであることが大前提。以上のことから該当するのは安房のみとなる。ちなみに安房が選ばれたら直接対決で勝った霞ヶ浦（茨城）も選出すべきだ。</p>

<p>　中日本の候補は成章（愛知）、富山中部（富山）、畝傍（奈良）。ここは成章だ。思い入れがあるわけではないが「出させてあげたい」という思いのほうが強いかもしれない。いくら選び抜く大会であっても、３年連続で最終候補まで残り落とされる側の気持ちも考えたい。選手の心をもてあそぶのにも程がある。過去２回は地区大会に出場していないという理由で落選。今回は他の２校も出場していないため可能性は十分だ。秋の県大会では激戦ブロックに入り善戦（成章２－４愛工大名電、成章１－３中京大中京など）、これもプラス評価につながる。</p>

<p>　西日本は華陵（山口）、富岡西（徳島）、長崎商（長崎）。華陵は県優勝、中国大会でも４強入りし実力は十分。しかし、歴史が浅く（１９８８年創部）部員も多いためインパクトには欠ける。富岡西は一般生徒だけでなく野球部員も半数以上が国公立大へ進学。ただ、所在地が小松島（徳島）から１５キロ程度しか離れていない。長崎商は県大会優勝で九州最古の商業高校。マイナス要素は昭和６２年夏に出場があること。どの学校も甲乙付け難い。しかし、安房と成章はどちらかというと地理的困難が推薦理由の学校だった。最後の西日本こそは文武両道ということで屈指の進学校と言われる富岡西を予想する。</p>

<p>＜希望枠（１）：高岡一＞</p>

<p>　補欠１位校ならびに各校のデータ（秋季大会の最終試合からさかのぼった４試合の失点、被塁打、与四死球、失策）がないと予想は難しい。これまでの一般枠予想を踏まえて、失点のみで絞っていくと以下の学校が浮き上がった。</p>

<p>盛岡大付（岩手・東北大会４強）　　８失点／３３回→２・１８失点／９回<br />
高岡一（富山・北信越大会４強）　　８失点／３５回→２・０６失点／９回<br />
華　　陵（山口・中国大会４強）　１０失点／３７回→２・４３失点／９回<br />
沖学園（福岡・九州大会８強）　　　９失点／３６回→２・２５失点／９回<br />
（※事前に情報を提供していただいた方によると沖学園は与四死球数１９、失策２だそうです）<br />
　「失点」部門は高岡一がトップ。ドクターＫ・金平将至（２年）が注目を浴びている学校だ。県大会で１１連続奪三振の快挙を達成するなど高い奪三振率を誇る左腕。丸子修学館（長野）戦は７回２四死球。３連投でこの数字だから四死球数は普段から少なそうだ。（おわり）</p>]]>
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<title>センバツ出場校をズバリ言うわよ（３）</title>
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<modified>2008-01-21T04:05:30Z</modified>
<issued>2008-01-19T22:40:42Z</issued>
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<summary type="text/plain">　一般枠ラストは中国、四国、九州地区。この３地区はすんなり選考が進みそうです。 ...</summary>
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<![CDATA[<p>　一般枠ラストは中国、四国、九州地区。この３地区はすんなり選考が進みそうです。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>＜中国地区（３）：下関商、八頭、興譲館＞</p>

<p>　優勝の下関商（山口）、サヨナラ負けで惜しくも準優勝の八頭（鳥取）は確定だ。両監督は「例年に比べて個性が強く明るい選手が多い」と似たようなことを話していた。物怖じしない性格も初戦で下馬評高い広島勢を破ったことに起因しているのかもしれない。戦い方は反対でディフェンス力では八頭が上回る。とは言え、冬は雪も積もりグラウンドで練習できるのも２日続かないという。春は初出場の八頭。徳永昌平監督（５４）は「週末は土を求めて県外へ出たい」と対策を考えていた。</p>

<p>　４強には興譲館（岡山）と華陵（山口）が残った。興譲館が下関商と延長戦を繰り広げ、地域性でも優位に立つ。このチームの全力疾走は必見だ。攻守交代、練習からすべてにおいて心がけており、三宅裕主将（２年）は「今では無意識のうちに体が動く。行動が早くなっていい」と堂々と話す。就任６年目の小谷彰吾監督（４７）は最初で最後の甲子園で「ぜひ校歌を歌いたい」と意欲を見せた。</p>

<p>＜四国地区（３）：明徳義塾、小松島、今治西＞</p>

<p>　ここも中国地区と同じ按排だ。決勝進出した明徳義塾（高知）、小松島（徳島）と小松島に１－２で敗れた今治西（愛媛）の３校で決まりだ。明徳義塾・馬淵史郎監督（５２）が甲子園に帰ってくる。しかし、新チーム結成時から「弱い。四国大会？　そんなところ行けるわけないよ」と話していた。確かに８月に明徳義塾グラウンドで行われた練習試合では倉敷商（岡山）の前に完封負け。ボールが外野へ飛ぶ気配もなく“完敗”だった。それが、３カ月後には明治神宮大会４強まで勝ち上がったから驚いた。「バントしないチーム（常葉学園菊川）には負けたくなかったなあ」と馬淵節も飛び出したが課題もはっきり。「１点差だったけどコールドになってもおかしくなかった。外野の守備力、走塁のスタートの差が大きい。鍛え直してきます」。その言葉を信じたい。</p>

<p>＜九州地区（４）：明豊、沖縄尚学、城北、鹿児島工＞</p>

<p>　明豊（大分）、沖縄尚学（沖縄）、城北（熊本）、鹿児島工（鹿児島）が当確だ。４校とも異なる県であり、問題なく選出されそうだ。注目は沖縄尚学。同校のエースとして９９年春に県勢初優勝を成し遂げた比嘉公也監督（２６）が指揮を執る。決勝戦の相手・水戸商（茨城）も出場すれば面白い（余談だが同期の荷川取秀明さんも筑波大を経て０３年に愛媛・松山聖陵の監督に就任している）。沖縄尚学の右腕エース・東浜巨（２年）は沖縄三羽ガラスと呼ばれる投手の１人。１８０センチの背から最速１４５キロのストレートを投げ込む。昨夏の準決勝、両足のけいれんにより途中降板し敗れた。秋、その時の相手・浦添商（沖縄）を無四球完封に抑え込んでみせた。「巨」（なお）という名前には体も心も大きな人になってほしいという願いが込められている。春までにもうひと回り成長した姿を見せてほしい。</p>

<p>※四国地区の部分に事実と異なる記述がございましたので修正させていただきました。</p>]]>
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<title>センバツ出場校をズバリ言うわよ（２）</title>
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<modified>2008-01-17T22:02:34Z</modified>
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<summary type="text/plain">　２回目は難航が予想される東海・北信越地区。特に５、６枠目が考えどころでしょうか...</summary>
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<![CDATA[<p>　２回目は難航が予想される東海・北信越地区。特に５、６枠目が考えどころでしょうか。一方の近畿地区は各県の１位校が順当に勝ち上がりました。常連校の顔が並び注目度も高そうです。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>＜東海・北信越地区（５＋神宮枠）：常葉学園菊川、中京大中京、市岐阜商、長野日大、丸子修学館、敦賀気比＞</p>

<p>　各地区大会で決勝進出した常葉学園菊川（静岡）、中京大中京（愛知）、長野日大（長野）、丸子修学館（長野）は確定。特に常葉学園菊川は大会２連覇の可能性も十分。明治神宮大会の時点での力は頭１つ以上抜けん出ていた。決勝戦は控えの捕手がマスクをかぶるなど選手層の厚さも見せていた。森下知幸監督（４６）は「バッテリーは去年の方が上。でも、野手は今年の方が経験の分だけ上ずみされている」と分析。選手の対応が大人っぽく感じるのも王者の風格か。</p>

<p>　東海大会決勝で一発に泣いた中京大中京もリベンジに燃えている。好投手ひしめく東海地区で左の強打者・井藤真吾（２年）は５割中盤の打率を残した。野手に専念して３カ月足らず。「自信はつきました。でも、まだ大したバッターじゃない」と貪欲な姿勢。ただ、２月いっぱい校舎工事のために打撃練習ができないのは痛い。</p>

<p>　東海地区へ割り振られる神宮枠の選考は難しい。<br />
【東海大会：準決勝】常葉学園菊川１０－３常葉学園橘（静岡）、中京大中京８－０三重　※いずれも７回コールド<br />
【東海大会：準々決勝】常葉学園菊川５－２市岐阜商、中京大中京３－２宇治山田商（三重）、他２試合</p>

<p>　敗退した４校のいずれかになりそうだが、選考で“地域性”を重視する傾向を考えると常葉学園橘は無くなる。宇治山田商は好投手がいるとは言え未勝利に終わった。三重と市岐阜商で悩んだとき、市岐阜商の延長１４回を戦い抜いた翌日に優勝校と善戦した点を評価したい。</p>

<p>　残り１枠はバランスを考慮して北信越地区へ。準決勝で長野日大に２－３で敗れた敦賀気比（福井）で決まり。日本海側の一般枠選出が八頭（鳥取）以外に見当たらないのも後押ししてくれそう。しかし、近年の東海勢の活躍を評価すべきというのが本音だ。</p>

<p>＜近畿地区（６）：東洋大姫路、平安、履正社、智弁和歌山、北大津、天理＞</p>

<p>　４強の東洋大姫路（兵庫）、平安（京都）、履正社（大阪）、智弁和歌山（和歌山）は問題ない。次に８強の学校から浮上するのは北大津（滋賀）。履正社と延長１２回の互角の戦いを見せている。出場すれば３年連続で、これは滋賀県初の快挙だ。最後の１枠は得失点差や地域性を照らし合わせて優勝校・東洋大姫路に４－６の奈良大付か、智弁和歌山とハイレベルな戦いを見せた天理（奈良）の争い。県大会決勝の結果を見ると天理９－２奈良大付なので天理が優勢だ。</p>

<p>　東洋大姫路の１４４キロ右腕・佐藤翔太（２年）は４番も打つ大黒柱。尊敬している人が中学時代の先輩で２年前の夏８強メンバー・林崎遼（東洋大１年）だ。現在もマメに連絡を取り合い悩みを聞いてもらっているという。林崎は「佐藤は“自分が何とかしなきゃ”という責任感の強いタイプ。勝って成長を見せてほしい」とエールを送る。<br />
</p>]]>
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<title>センバツ出場校をズバリ言うわよ（１）</title>
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<modified>2008-01-10T22:36:12Z</modified>
<issued>2008-01-10T22:09:04Z</issued>
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<summary type="text/plain">　みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、今...</summary>
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<![CDATA[<p>　みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、今年の第一弾はセンバツ出場校についてです。２５日に決定する晴れの代表校３６校はどこでしょうか？　昨年に続きズバリ予想してみます。みなさんの予想もお待ちしています！　初回は北海道、東北、関東です。</p>]]>
<![CDATA[<p>＜北海道地区（１）：駒大岩見沢＞</p>

<p>　駒大岩見沢で間違いない。全道大会決勝は延長１０回サヨナラ２ランで北照を下した。前回大会準優勝の無念を晴らすものだった。スタメンには夏の甲子園メンバー４人が残っている。板木勇幸（２年）、古川翔（２年）らの投手陣は大会４試合を無失点に抑えるなど攻守のバランスがいい。だが、明治神宮大会の東北（宮城）戦は空回り。２人合わせて被安打１５、与四死球１１、失点１３の大乱調に終わった。劣勢でも投手陣が試合の流れを引き寄せられれば本物だ。</p>

<p>＜東北地区（２）：東北、聖光学院＞</p>

<p>　優勝校の東北は確実だ。エース左腕・萩野裕輔（２年）は神宮大会では風邪をひいて本調子ではなかった。それでも横浜（神奈川）戦では９回まで１点のリードを守る好投だった。試合後は「負けてしまったけど僕がこんなに通用するとは思わなかったので楽しかった」と笑顔。前夜は気合いを入れて早寝をしたら午前２時に起床してしまったという。負けん気の強そうな顔立ちからギャップを感じさせる発言にも注目だ。甲子園に向けて「内のストレートを磨きたい。１４５キロが目標です」と抱負を語っている。</p>

<p>　２校目は聖光学院（福島）だろう。断定できない理由は決勝戦で３－１１と大敗しているから。しかも、準決勝で盛岡大付（岩手）が東北に１－４と善戦したのも不気味だ。しかし、参考までに以下のデータを比較すると準決勝で優勝校に３点差以上で敗れた学校は選出されていないのがわかる。聖光学院の出場が決まれば３季連続。甲子園に初出場したのが７年前、あっという間に東北の常連校へと躍進している。</p>

<p>　◆参考デ－タ　決勝戦で大差がついた過去の北信越大会<br />
【０２年】決勝：遊学館１０－３福井商　準決勝：遊学館９－４長野工、福井商９－５氷見　準々決勝：遊学館２－１福井工大福井、他３試合<br />
⇒遊学館と福井工大福井が出場<br />
【０５年】決勝：高岡商１５－８日本文理　準決勝：高岡商５－２金沢桜丘、日本文理６－４福井商<br />
⇒高岡商と日本文理が出場<br />
【０６年】決勝：日本文理９－２創造学園大付　準決勝：日本文理１２－９星稜、創造学園大付４－１福井工大福井<br />
⇒日本文理と創造学園大付が出場</p>

<p>＜関東・東京（６＋神宮枠）：横浜、慶応、水戸商、聖望学園、関東一、千葉経大付、霞ケ浦＞</p>

<p>　関東大会４強の横浜、慶応（神奈川）、水戸商（茨城）、聖望学園（埼玉）は当確。準決勝の横浜１１－２水戸商というスコアが気がかりだが、水戸商は埼玉と群馬の１位校を破っていることを考慮した。これに東京大会優勝の関東一を加える。さらに神宮枠は当然関東地区へ。地域バランス、千葉経大付３－５横浜のスコアで千葉経大付に決まり。</p>

<p>　非常に難しいのが残り１校。候補は３校と読む。（１）水戸商に延長１０回サヨナラ負けした花咲徳栄（埼玉）（２）聖望学園に０－４だった霞ケ浦（茨城）（３）東京大会準優勝の国士舘（東京）。どこが選出されても不思議ではないが、霞ケ浦か。茨城県大会決勝で水戸商に勝っており、結果だけを見れば力は花咲徳栄よりも上だ。聖望学園戦も完封こそ喫したが６安打を放つなど完敗ではなかった。</p>

<p>　慶応は３年ぶりの出場が濃厚。部員数は８０人を超え、福岡県を始め全国から部員が集まっている。冬場は練習着ではなくジャージで練習中。４番を打つ鈴木裕司（２年）は「夏の県大会は地区割りの関係で横浜と戦えない。センバツでもう１度戦って今度こそは勝ちたい」と闘志を燃やしている。</p>

<p>　秋季大会の結果はこちらを参照してください。<br />
　http://highschool.nikkansports.com/autumn/2007/top-autumn.html</p>]]>
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