2008年02月16日
センバツ出場校訪問記・東北(宮城)その1
第2回は春夏通算38回の出場を誇る名門・東北(宮城)です。新幹線・はやてに乗って宮城県へ。しかし、トンネルを抜けても、そこは雪国ではありませんでした。
雪がほとんどなく、走っている車からも雪の痕が見受けられない。小雪の散らついていた東京を考えれば、ものすごい違和感。仙台駅前は歩道橋がくもの巣のように張り巡らされている。駅北側には遠くから見ても目立つ出場記念の横断幕が掲げられていた。その歩道橋の下にバスターミナルが広がっている。小澤洋之部長から「この時間帯は何分にバスが出ていて、料金は500円です」と親切に教えていただいた。1時間に2本ペースで出ている、泉ビレジ行きのバスに乗り込んだ。街中を抜け、吉成台、中山台という丘をぐんぐんと上がっていく。このあたりは区画整理された新興住宅街だ。頂上から今度は一気に下っていくのだが、その途中で東北高校泉キャンパスを見渡すことができる。
駅からバスに40分くらい揺られ「泉ビレジ1丁目」バス停で下車。目の前に泉キャンパスの正門が見えた。大学キャンパスのような広大な敷地内には陸上競技場、テニスコートなど様々な施設(写真)が立ち並ぶ。
東北には全部で9コースの学科があり、キャンパスは2つ。この泉キャンパスはクラシック特別進学コースや留学制度のあるインターナショナルコース、野球部員の8割以上が在籍するスポルティーボコースなど5コース、約800名が学んでいる。校舎の見た目はオレンジ色、中は壁がコンクリートで無機質な感じがおしゃれだった。昇降口には野球部の優勝旗や、荒川静香さんなどフィギュアスケート部OBの写真がずらり。
泉キャンパスの一番奥に野球場と室内練習場、野球部寮・勿忘(わすれな)荘がある。1990年完成当初、プロ野球関係者が見学に訪れたほどの施設だ。室内練習場には同時に2人が投げられるブルペンも完備。球場はスタンド、専用トイレもあり、1階部分が監督室のようになっている。このスタンドの良いところは、バックネット裏以外のすべてのスペース、つまり内外野の芝生でも見学・観戦ができることだ。球場入り口には練習試合の日程も書いてある。東北は遠征に出ることは少なく、ほとんどの練習試合をこの球場で行う。
(つづく)
February 16, 2008 11:01 PM
コメント
昨日の続き。注目されているルーキーといえば、長谷部(楽天)もそうですね。彼の長所は「ストレートのキレ」です。紀藤投手コーチも言っていましたが、スピードガン表示より速く感じると思います。身体は恵まれていませんが、その分、「どうやったら打ちづらいか」といったことを考えていて、フォームも色々と研究しているところも高評価です。さすがアマチュアで唯一星野JAPANに入っただけあります。強気に攻める姿勢もいいし、制球力もある。ただ、プロでやっていくには「これ」というものがないと苦しい。「彼の最大の武器」というものがまだわかりませんね。先発ローテーションに入る実力は持っていますが、体力的に不安な面はあります。私としては中継ぎで使うのがいいんじゃないか、と思います。1イニングならそうは打たれないでしょう。どこの球団も「左の中継ぎ」は不足していますから。オープン戦をチェックしたいところです。
あと光っていたのが松山(広島)です。九州国際大時代、あの斎藤(早大)からあわやサヨナラとなる当たりを飛ばして有名になりましたが、スイングの鋭さは本物です。キャンプ初日からサク越えを連発していたことにも表れています。疲れから少し痩せたそうですが、父親からの「ウナギの差し入れ」で復活!といきたいところですね。体力もありそうですし、広島の外野陣は、前田・緒方・アレックスとベテランが多く、嶋・森笠も出遅れています。松山は「開幕スタメン」も十分狙えると思います。
高校生は佐藤(ヤクルト)以外は厳しいと思いますが、岩崎(ソフトバンク)はいいですね。今季からソフトバンクは高野進氏が代表を務めるアスレティックス・ジャパンの指導を受けているのですが、彼はそのトレーニングをたやすく行っていました。そんなところからも「センス」が感じられます。上背があって球に力もあるし、小川スカウト部長が「ビッグ3(中田・佐藤・唐川)と言われているけど、私に言わせれば岩崎を含めたビッグ4だ」と言っていた意味もわかります。下半身を鍛え、実戦経験を積んでいけば、思ったよりも早く「1軍デビュー」するんじゃないでしょうか。
投稿者 LEON : 2008年02月19日 00:17
