2008年02月05日

ノート

センバツ出場校訪問記・安房(千葉)その3

 グラウンドに戻ると、交代でお昼休憩に入っていました。学年別の小さな部室、倉庫では安房のスタンドを彩るピンクのメガホンが眠っていました。しかし、甲子園はスクールカラーの紫色に統一する予定だそうです。応援部やチアリーディング部もなく、結成されるかどうかは未定ということでした。

 【郷土の食べ物】
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 本田浩祐捕手(2年)のお弁当(写真左)に南房総の名産品・食用菜花の炒め物が入っていました。今が収穫時期という旬の野菜。「普通に食べると苦いけど、これはコショウが効いてますよ」。茅野啓介選手(1年)のほうには鯨の竜田揚げが。茅野選手の住む和田町(南房総市)は日本で4カ所しかない捕鯨地区の1つ。鯨料理は決して珍しいものではないそうです。んーどちらも本当に美味しそうです!

 午後、ランナーを想定した実戦的な打撃練習に入った。早川監督は「加藤ちゃん、いける?」と3年生の加藤投手をマウンドへ呼んだ。緊張感の走る現役ナインに早川監督がゲキを飛ばす。「(現役は)さっきまでマシンでいっぱい打ってアップ完了してるんだからな」。そうは言っても、加藤投手のボールはマシンよりもはるかに速い。選手は打とう、打とうという気持ちが先走り、ほとんどを打ち取られた。ネット裏で見ていた指導者たちも「やっぱり普通のバッティングさせてもらえないなあ」、「もうちょっと打ってもいいんだけどね…」とつぶやく。「こういう実戦的な練習は例年より前倒しでやっています。野球カンを思い出させないといけないですから」。初めてのセンバツへ向けて試行錯誤の日々が続く。加藤投手は「しのいで、しのいでというのが安房の野球。出るからには1勝はしてもらいたい」とエールを送る。

 今度はけん制を意識した走塁練習。ベースへの戻り方、瞬時に立つ方法などをあらためて確認した。また、仮想甲子園も体験した。何千という観客が訪れる甲子園で、ランナーコーチの声が聞こえるかどうか? まず、コーチ役にチーム一大きな声の中川翔矢左翼手(2年)を抜てき。それ以外の選手にも叫ばせた。だが、結果は「ほとんど中川君の声が聞こえない」というものだった。本番では自分の判断も重要になってくることを学んだ。(つづく)
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February 5, 2008 10:56 PM


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