2007年12月16日

おまけ

2007年を振り返る/高校野球

 2007年も残りわずか。ハンカチおやじとあややが今年のアマチュア野球を振り返りました。まずは高校野球から。

 ハンカチおやじ 「今年も残りわずかだなあ。野球もやってないし、忘年会でもやりますか」

 あやや 「やってもいいですけど、記憶を無くすまで飲まないでくださいね。芋焼酎もロックではなく、水かお湯で割ってくださいよ」

 ハンカチおやじ 「そんなの関係ねえ!って言いたいところだけど、たまには言うこと聞くか」

 あやや 「こんなくだらないことで行数稼いでないで、早く本題に入りましょうよ」

 ハンカチおやじ 「そうだな。じゃあ、高校野球からいきますか」

 あやや 「ハイ。私が一番、印象に残った球児は広陵(広島)の野村投手です!」

 ハンカチおやじ 「おぉ、夏の甲子園、悲劇の準優勝投手だね」

 あやや 「広陵は秋の新チームから見る機会が多くて。秋の中国大会で優勝。センバツがベスト8。そして夏の甲子園が準優勝。野村クンを優勝投手にしてあげたかったです」

 ハンカチおやじ 「あの1球がストライクとコールされていればなあ。コントロールが良くて、経験もあるピッチャーでも、あの1球の判定で崩れちゃった。ストライク、ボールで文句を言っても仕方ないけど、言いたくなるよなあ」

 あやや 「かわいそうでした。試合後、中井監督が報道陣の前で審判批判して。そのくらい微妙な判定でしたね」

 ハンカチおやじ 「プロ野球なら大変だったな。試合が中断して退場者も出たんじゃない」

 あやや 「高校野球はどうして抗議できないんですかね」

 ハンカチおやじ 「キャプテンがプレーの確認ができるだけだったかな。大学野球はOKだし、高校野球も認めればいいのにね」

 あやや 「そうですよ。それでないと審判のレベルも上がりません」

 ハンカチおやじ 「ところで野村投手の進路は?」

 あやや 「明大に合格しました。来年からは神宮です!」

 ハンカチおやじ 「うーん。応援してあげたいけど、オレには佑ちゃんがいるからなあ」

 あやや 「佑ちゃんもいいですけど、いつもいつも早大が優勝じゃ面白くないでしょ。野村クンの良いところは強い相手に立ち向かっていくところなんです。夏の甲子園で駒大苫小牧を破った試合、最高のピッチングでした」

 ハンカチおやじ 「じゃあ、佑ちゃんには強敵だな」

 あやや 「そうですね。明大にはセンバツ準優勝投手の大垣日大・森田投手も入るんですよ。打倒・ワセダです」

 ハンカチおやじ 「森田も入るの!そりゃ、佑ちゃんもうかうかできないね。応武監督も審判批判ばかりしてないで、選手を鍛えてほしいね」

 あやや 「応武監督に怒られますよ」

 ハンカチおやじ 「ドキッ!怒られるのいやだから、今日はこのへんで終わりにしよう」

 あやや 「次回は大学野球を振り返りますよ」

 つづく

December 16, 2007 04:47 PM


コメント

楽しませていただきました。

広陵・野村クンには申し訳ないのですが、佐賀北の優勝は隣県に住む私にとって感激でした。

来年、さらに東京六大学野球が盛り上がりそうですね。
ちなみに、佐賀北・市丸選手と静岡商・大野投手が佑ちゃんの後輩に♪

また、早大の来年の陣容が発表されました。
上本選手がキャプテン、細山田選手が副キャプテンに・・・

来年が、楽しみです♪

投稿者 ともみ : 2007年12月16日 22:35

矢島さん、こんばんは。

一野球ファンとしては。
野球というスポーツは審判の裁定が最終のものだと認識していますので、どちらか一方の有利不利にかかわらず、その判定を支持したいと思っています。

ただ。
決勝戦は、後で録画したものを観たのですが。
甲子園を埋め尽くした観客が醸し出す、あのなんとも形容し難い異常な雰囲気には、正直辟易しました(当の佐賀北ナインにしても、過剰な肩入れは却って迷惑だったのではないかと)。

そんな中、試合後に飛び出した中井監督の審判批判。
これを読んで思い出したのが、この夏、甲子園へ向かう電車に揺られながら読んだ、
「中井先生と一緒に、少しでも長く野球を」
広陵ナインの、この言葉です。

己のためを思って指導してくれる先生に、生徒達が信頼を寄せること。
そんな生徒達のために、たとえ自らが泥を被ってでも、最後まで彼らを守り抜くこと。

中井先生の、抗議。
ひとりの人間として、とても共感できるものでした。

追伸
広陵の土生選手や佐賀北の市丸捕手は、早稲田に進学するそうですね。
千葉経大付の松本歩己選手も入学するそうですし(兄弟スタメンの可能性もありますね)、神宮で対峙する彼らとの再会、今から楽しみにしています。


~~~
>  ハンカチおやじ 「森田も入るの!そりゃ、佑ちゃんもうかうかできないね。応武監督も審判批判ばかりしてないで、選手を鍛えてほしいね」
>
>  あやや 「応武監督に怒られますよ」
---
(應武監督もきちんと指導されているとは思うのですが、それでも)爆笑してしまいました。
身振り手振りを交えて必死に抗議するあの姿、一度観たら忘れられません。

投稿者 Eff : 2007年12月17日 22:38

そもそも私は、当時からあの判定に関して疑問を抱く人が多いことにびっくりしていた。
最終的なミットの位置はストライクゾーンにありましたが、ボールの軌道は低めに外れてるように見えるからです。しかも、ほぼ全ての試合で、酷暑の中で熱投を続け、決勝でも相当の疲れが残る中で1人マウンドを守り続けてきた野村投手の若干球威がなくなった球は、残念ながらおじぎをし、棒球になっていたのも事実だったと思います。また、捕手も捕球後にミットを上げていましたので、「低い」という自覚はあったのだろうとも思います。
もしキレのある角度のあるボールだったら・・・あるいは、とも思いますが。

そして、疑問を持った多くの人は恐らくこれまでの高校野球のストライクゾーンと「あの一球」を比較してそのように感じたのだろうと思います。
しかし、上記のような理由に加え、今大会は一貫して厳しい(狭い)ストライクゾーンであることを感じていた私にとっては「あのボール」には違和感はありませんでした。
そんな狭いストライクゾーンを象徴していたのが「大垣日大vs新潟明訓」での明訓・永井投手の立ち上がりの判定でした。広陵が当事者であった「東福岡vs広陵」の試合でも、点差が開いてしまった状況でも東福岡投手陣がかわいそうになる位に、その判定は厳しいものでした。

本当は、これまでも度々見られた外角に綺麗な回転のボールさえ投げておけば、ボール3つくらい外れていてもストライクと判定される方が完全なる誤審であると確信しています。
そして、今までのゆるゆるなストライクゾーンに納得できない私にとっては、今大会のストライクゾーンはかなり'まし'になったなぁという思いでしたので、今回のことで批判を怖がって、再びゆるゆるゾーンに戻ってしまうのではないかと危惧しております。全国一を決める甲子園で、だだっ広いストライクゾーンには興ざめですし、甘い判定からレベルの高いプレーは生まれないことは確かだと思います。


P.S古豪の優勝未経験校が好きな私は、去年の早実同様、広陵を応援していましたので実は悔しかったです・・・選手権の初優勝を目指してガンバレ広陵!!

投稿者 真実 : 2007年12月20日 22:46

矢島さんこんにちは。

わたしは、野村投手が「あの1球の判定で崩れちゃった」とは思いません。
その前にすでに2本のヒットを打たれ、決め球をカットされ四球を出してランナーを溜めています。
(逆に言えば佐賀北が逆転満塁弾につながるような攻撃をしている)

わたしも夏の甲子園の決勝は録画で後から見たのですが、
あのボールだけを見るとストライクかなと思うのですが、試合全体の流れで見ていると、それまでの佐賀北の選手は積極的に振っているので、あの回は「よく見たな」という印象でした。
(もしわたしだったら、4点を追いかけよう、悔いがないようにと、さらに振るかもしれません)

ただ、あの打席、野村投手は2球目の同じような低めの球をボールと判定されて、押し出しになったあの球は、その2球目よりも少しだけ高めに入ったように見えました。
あれが、野村投手が2球目より少し高く、と意識して、思った所に投げられたのだとしたら、素晴らしい制球力だし、とても冷静な投手だなと思うのです。
満塁で、カウント1−3で、自分がここがストライクぎりぎりだと思う所に投げられたのだとしたら。

むしろ、あの1球の後、そしてホームランを打たれた後、野村投手は最後まで毅然としてよく投げた、と思いました。
(もしわたしだったら、しばらく立ち上がれません)

中井監督の抗議については、何も問題ないとわたしは思います。
それだけの思いをこめて野球をやっているのでしょうし、納得いかない部分があれば、きちんとした形であれば、言ってかまわないと思います。
試合をするからには、審判に敬意を払うのは当然ですが、それにしても同じ人間です。

高校野球の試合での抗議も、してもいいと思っています。
その場でちゃんと意見する、ということも、野球だけでなく生活の上でも大切なことだと思うからです。
もちろん、失礼な態度であれば、退場も有りで。

(ところで、ページデザインが変わりませんね・笑)

投稿者 m : 2007年12月25日 23:27

お返事が遅くなってしまいまして申し訳ございません。
そして、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

ともみさん
来年の早大もとても楽しみな布陣になりそうですね。
早大は左投手がいないので大野投手にとってはチャンスだと思います。
とてもマジメな上本選手とムードメーカーの細山田選手のバランスが
チームにいいものをもたらしてくれそうです。

Effさん
審判批判については賛否両論あるようですね。
高校野球における審判のジャッジは絶対ですので印象は悪かったかもしれません。
しかし、それをわかっていての抗議であり
最悪辞任を覚悟してのことだったと思います。
準優勝に終わりましたが、師弟の絆・信頼関係に近いものが見られましたね。
それは優勝以上に価値のあるものではないかと思います。
松本兄弟のスタメンはぜひ見てみたいですね!
来年は上本キャプテンの弟(現・広陵高キャプテンの崇司君)も入ったら面白いですね。

真実さん
野村投手はあの回になって突然球威がなくなりました。
ご指摘通り連投によるスタミナ切れでしょう。
明訓・永井投手の大垣日大戦での投球は私も同じことを感じておりました。
前の試合でストライクを取ってもらえたボールがことごとくボールでした。
試合によってストライクゾーンが大きく異なる点こそ問題だと思います。
審判も人間です。炎天下で交代することもなく3時間近く立ちっぱなしで
ミスジャッジしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、以下のような例もあります。
16日第4試合で審判を務めた6氏(線審含む)のうち2氏は
翌日17日第1試合でも審判に立っています。
厳しいスケジュールなどの仕組みから改善しなければいけないと思います。
確かに今までのストライクゾーンは広かったですね。
昨年の本塁打の数が異常だったのもボールのせいだけではないと思いました。
来年は記念大会です。試合数の多さから進行を早めようとするようなことが
起きなければ良いのですが・・・。

mさん
私も「崩れちゃった」とは思っていません。(ハンカチおやじは思ってるようです)
押し出しの球は2球目を意識して投げたボールで間違いないと思います。
疲労も重なり危うく自滅してもおかしくない場面で
あれほど厳しいボールを投げる野村投手。
最も気をつけているのが「コントロール」だと話していた通りの見事な投球でした。
私の憶測ではございますが、彼の性格などを考えると
対副島選手の打席よりも、あれだけのランナーをためてしまったことに
ものすごく悔やんでいるだろうと考えています。
そして、たった数十分のプレーが多くの高校野球ファンの心を動かし
考えるきっかけを与えてくれました。スゴイことですよね。
ページデザインは担当者さんが忙しいそうで4月くらいまで変わりそうにありません(泣)。

投稿者 矢島 : 2008年01月01日 00:24

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