2006年11月14日

ノート

広陵の秘密兵器・野林が神宮デビュー

 開幕直前のメンバー変更申請。広陵(広島)は1年生右腕の野林廉をベンチに入れた。中国大会はスタンドで応援していた秘密兵器が上々の全国初登板を果たした。

nobayashi.jpg 中学時代(ナガセタイガース)は関西地区の硬式野球選抜に報徳学園の近田怜王(1年)らとともに選ばれた実績を持つ。このとき、すでにストレートは最速137キロを計測。当時、広陵が甲子園出場を逃していたこともあり、中井哲之監督(44)は「おまえが(甲子園に)出られるようにチームを変えてくれ」と野林に声をかけたという。
 
 期待に応えるように入学直後からベンチに入り、春、夏のマウンドも経験。「入学してからずっとうまくいっていた」と、新チームではエースの野村祐輔(2年)とフル回転している青写真を描いていた。入学時から順調に背も伸び、体重も7キロ増。

 しかし、それと同時に成長痛が野林をおそった。「悔しかった。コントロールもおかしくなって、いろいろ調整したけど…」。心の乱れがボールにも表れた。県大会こそベンチ入りも、中国大会前には「おまえは試合では使えない」と直接宣告され落ち込んだ。

 だからよけいに今大会のベンチ入りが嬉しくてたまらなかった。6点ビハインドの6回から登板。4番打者を外角いっぱいの136キロのストレートで見逃し三振。スライダー、カーブ、フォークといった多彩な変化球も武器に4イニングを無安打に抑え、毎回白い歯を見せながらベンチに戻っていった。
 
 浮かない表情の中井監督も「野球を楽しんでいたね。成長株が期待通りの投球を見せてくれた」と目元を緩める。「とにかく嬉しかったし、自信になりました。近田にも負けたくないですね」。ライバルとの対決にむけ、野林が1歩目を踏み出した。

 ◆野林廉(のばやし・れん)1990年(平2)7月21日生まれ。大阪府出身。186センチ、78キロ。右投げ右打ち。神宮大会は背番号15でベンチ入り。好きな選手は松坂大輔。

November 14, 2006 08:15 AM


コメント

中国大会で登録されておらず、もしかしてなんらかの理由で野球をやめてしまったのかと心配していました。エースの野村だけでは全国では勝ちあがれないのは明らか。彼の今後の成長に期待します。

投稿者 Hiro29 : 2006年11月14日 22:29

Hiro29さん
私も今後の成長が楽しみです。頑張ってほしいですね。

投稿者 矢島 : 2006年12月01日 14:49

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