記者コラム「見た 聞いた 思った」

2006年04月30日

GWはJ観戦へGO:岡本学

 今日29日からゴールデンウイーク(GW)に突入。旅行、レジャーなど計画が決まっている人、忙しくて計画を立てるどころではなかった人、GWも関係ないという人、それぞれだろうが、まだ予定が決まってない人にはサッカーJリーグ観戦をお勧めしたい。

 特にJリーグ1部(J1)が面白い。5月2日には日本代表のキリン杯(9~13日)メンバー、同15日にはW杯ドイツ大会(6月9~7月9日)メンバー23人が発表される。国内組にとって5月7日までの3節が、ドイツ行きの切符を手にする最後のアピールチャンスになる。この時期だけ特に頑張るというわけではないだろうが、FWでは巻(千葉)佐藤(広島)玉田(名古屋)MFでは遠藤(G大阪)本山(鹿島)長谷部(浦和)阿部(千葉)今野(東京)DFでは村井(磐田)茂庭(東京)らが生き残りをかけて、必死のプレーを展開するだろう。

 見どころはそれだけではない。将来の代表入りを目指す新しい「力」も台頭してきている。今季、東京Vから大宮へ移籍したMF小林大はリーグ戦9試合でチーム全14得点中、5得点5アシストを含む12点に絡む活躍。「今の代表(ジーコジャパン)に『なんで自分が入らないのかなあ?』とは思わない。もっといいプレーをできたら(代表を)意識すると思います」。得意の右足からのドリブル、パス、シュートにさらに磨きをかけ、W杯後の代表入りを狙っている。

 小林大のほかにも、新人ながらレギュラーとして活躍している清水MF藤本、鹿島DF内田ら、将来の日本代表候補がJリーグを盛り上げている。また、Jリーグ2部(J2)も忘れてもらっては困る。カズ、城、山口ら元日本代表がチームをけん引する横浜FCが、初の首位に立つかもしれない。昨季、J1から降格した柏、東京V、神戸の3チームもJ1復帰に向けて大事な戦いが続く。

 今季の観客動員は、昨季と比較して芳しくないという。Jリーグ幹部は「春先の寒さなどが影響している。入るクラブとそうでないクラブの二極化も進んでいる。だけど、試合自体は面白いものが多くなっていると思う」。J1、J2とも1試合平均1000人超の落ち込みとなっているが、季節が良くなるGWからが巻き返しの時期になる。GWには、今季で7回目を迎える「ファミリーJoinデイズ」も開催される。J31クラブが楽しい企画を準備。スタジアム周辺でさまざま形でサッカーを体験でき、サッカーにかかわる各種イベントにも参加できる(実施日、イベント内容についてはJリーグ公式サイト、http://www.j-league.or.jp/)。サッカー経験がない子供たちがボールに触れるチャンスでもあり、家族でサッカーを楽しむこともできる。また、カップルがきずなを深めるデートスポットとして、仕事のストレスを大声を出しての応援で発散するのもいいだろう。GW期間中、予定がない人には、ぜひともスタジアムに足を運んでほしい。

April 30, 2006 12:56 PM